皆様には、健やかに新春を迎えられたことと、お慶び申し上げます。
日本画家の井方五月心さんから、新春の俳画が届きました。
フリースペースや廊下など館内各所に展示していますので、是非ご覧になってください。
井方 五月心さんからメッセージ
新春のお慶びを申し上げます
昨年春より俳画を寄贈して以来、私自身、俳句がより身近なものになりました。
年始にまつわる作品を集めてみましたので、
お時間がありましたら、館内を巡ってみてくださいませ。
作品紹介
【地階】交流スペース
(左)『御朱印を紙でいただく松の内』
感染症予防対策により、紙の御朱印をいただくことが増えたコロナ禍を思い出します
(中央)『夕暮れて武道館にて初笑い』
新年は毎年日本武道館で清水ミチコさんんおライブを観るのが楽しみです
(右)『ふくらみしつぼみ傾き冬の雨』
〝難を転じる〟とうい南天は縁起ものです。この句のつぼみは、水仙をイメージしています
【地階】廊下
(上)富士山
(下)『卓上の急須湯気出す新年会』
ある年、横浜中華街での新年会は中国茶専門店で行いました。旧友たちとの話が弾むお茶会です
【1階】ピアノ横
『寒の雨 編み目数える指の先』
寒さと慣れない手つきで編み始めたセーターも秋にようやく完成しました。
【2階】和室
<掛け軸> 『月光に浮かぶ石蕗 道しるべ』
暗い夜道でも月の光に照らされる石蕗の黄色い花は目に止まります
<大色紙> 『初詣 境内までの長き道』
旅先の神社に訪れたときのこと。あまりの行列に驚きましたが、なんとかお参りできました