【日本画家の井方五月心さん】冬の新作が届きました!

【日本画家の井方五月心さん】冬の新作が届きました!

暑すぎた秋ではありますが、朝夕と冬の気配を感じる季節になりました。

日本画家の井方五月心さんから、冬の俳画が届きました。

和室の掛け軸には「客人を待つ石蕗の花の前」の句。窓の外には、ちょうど石蕗の黄色い花を見ることができます。

フリースペースや廊下にも館内各所に展示していますので、お立ち寄りの際には是非ご覧になってください。

井方 五月心さんからメッセージ

秋から冬にかけての俳画作品を展示させていただきました。 寒空でも黄色い花を咲かせる石蕗の凛とした強さに惹かれます。花言葉は「困難に負けない」だそうです。 うみかぜテラスに咲く石蕗とともにお楽しみください。

作品紹介

【地階】交流スペース  

(左)『ヤツデ葉の影より出でて冬の鳥』

寒い日はふっくらしたスズメが庭にやって来ます。通常の姿も可愛いですが、冬のスズメ(空気を含んだ丸い姿)は特に愛らしいです。

(中央)『参道に銀杏(いちょう)黄葉(こうよう)光けり』

お礼参りに向かう参道で見た光景です。

(右)『窓たたく風にこたえて竹林』

風の強い日に竹林の音をサーザザーザザザザ…と擬音語にしてみると不思議と気持ちが落ち着きます。

【地階】廊下

(上)『夢うつつ 凍(い)つるひさしに鳥歩(あり)く』

布団から出るのがつらい冬の朝、鳥の足音で目を覚まします。

(下)『赤い実と枝葉広がり冬の朝』

雨戸を開けたら南天の味が赤くなっていて、ふと冬の訪れを感じました。

【1階】交流ラウンジ(ピアノ横)

『ごまを炒り炒りパチパチと 師走かな』

人生初のごま煎り器を使った時の句。(おっかなびっくり)火加減をみながらごまの弾ける音と香りを楽しみました。

【2階】和室

『客人(まらうど)を待つ石蕗の花の前』

石蕗が咲く季節、年に一度のお客様をお迎えする時の様子です。

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